挙式の数日前に新生活のための家具や調度品などを新婦が新居へ運ぶことを「荷物送り」あるいは「荷出し」といいます。
しきたりでは、新婦の身内の中の男性に荷宰領をお願いし荷物とともに荷目録を託し、新居まで運びます。
荷宰領は新郎に荷目録とタンスの鍵を渡し、荷を納めたら、荷預かり書を受け取って新婦側に帰り、無事荷を預かってもらったことを報告します。運ばれて荷物は新婦が来るまで開けないしきたりになっています。
現在では、家具店やデパートなどから直接配送してもらう場合が多く、荷目録なども形式だけのもので、二人で新居での新生活の準備を整えることが、現代の荷物送りに相当するといえるでしょう。
購入した家具などは店から着日指定で新居に届けてもら紆余異にし、身の回りのものや小物類だけ双方の実家から運ぶようにそます。家具など大きなものをあらかじめ決めておいた場所に設置し、小物類はあとからゆっくり整理していきます。運送屋さんなどには気持ちとしてご祝儀を出します。手伝ってくれた友人や家族はもてなして労をねぎらいます。
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